Incognito 舌側(リンガル)矯正 セミナー
Incognitoという舌側(リンガル)矯正のセミナーに行ってきました。
Incognitoはドイツ発の、
精密に採った患者さんの歯型を
CAD/CAMというコンピューターでスキャンし、
コンピューターで作っていくというシステムで
を使用するシステムです。
CAD/CAMというものは、
最近ではむし歯治療時にセラミックの詰め物をするとき
使用されるようになったりしている
歯科治療に用いられている最先端技術です。
これによって装置の厚みが限りなく薄く出来るため、
舌側矯正治療でよく言われている
「装置装着時の舌の違和感」が大幅に軽減されます。
実物の装置を手にとって見てみましたが革命的な薄さでした!
当院では今までにも舌側矯正治療を
他の装置(ブラケット)を用いて行っていましたが、
新しい現代版の舌側矯正のシステムではないかと思います。
ただし正直に申しますと良いことばかりではなく、
患者さん一人一人に対してのフルオーダーメイド装置
であるため装置料金が今までの装置に比べて高額になってしまいます。
こればかりはどうしようも無い問題です。
患者さんにとっては
装置が外観に触れることなく、舌の違和感が少なく、
歯科医にとっては
歯のガタガタ(叢生)、出っ歯(上顎前突)、しゃくれ(下顎前突)、
噛み合わせが深い(過蓋咬合)、前歯が噛み合わない(開咬)
などの様々な不正咬合に対して、
安定した治療効果の得られる装置であり、
双方にとってメリットのあるシステムだと思います。
なぜもっと早く取り入れなかったのだろうと後悔しました。
良いものは早速取り入れていきたいと思います。
Incognitoは良好な治療結果が得られるシステムであり
当院ではIncognitoを用いた舌側矯正を早速導入したいと思っています。
気軽にご相談下さい。